村主章枝さん ワリエワコーチ・エテリ氏の指導に感じた厳しさ「殴ったり蹴ったり怒鳴ったりしないけど」

[ 2022年2月20日 12:19 ]

村主章枝さん
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 フィギュアスケートのトリノ五輪日本代表・村主章枝さん(41)が20日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。北京五輪フィギュアスケートのカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)のコーチを務めるエテリ・トゥトベリーゼ氏について語った。

 ワリエワは、フリー最終25番滑走で冒頭の4回転サルコーは着氷したが、次のトリプルアクセル(3回転半)はステップアウトで手をついた。4回転トーループはステップアウトで、続く3回転トーループは転倒。2本目の4回転トーループも転倒して5位にとどまり、合計224・09点の4位でメダルを逃した。演技終了直後、コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏はリンクサイドで「何で気を緩めちゃったの?何で戦うのをやめたの?説明して。アクセルの後くらいから全然集中できてなかった」とワリエワを叱責(しっせき)した。

 2010年~12年までロシアで練習した経験がある村主さん。「同じリンクでエテリコーチが指導していました。選手に対して殴ったり蹴ったり怒鳴ったりはしないけど、同じジャンプを何度も練習する反復練習についてこられない子たちは脱落していくところの厳しさはある」とハードな指導に注目が集まる同コーチに言及し「日本は育成型だけど、ロシアは能力のある人を選んでいく選抜型。なので、ちがう厳しさはあると思う」と話した。

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2022年2月20日のニュース