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【羽生結弦、語る Ex編(2)】右足首の状態「楽しさとアドレナリンでなんとかやってました」

[ 2022年2月20日 18:41 ]

北京五輪最終日 ( 2022年2月20日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア・エキシビション>演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのエキシビションが行われ、男子4位の羽生結弦(ANA)は名プログラム「春よ、来い」を舞った。ピアノの旋律に合わせ、優雅なスケーティングを披露。トリプルアクセルやハイドロブレーディングなど全力の舞を見せ、会場をとりこにした。羽生はフリーで夢の超大技クワッドアクセル(4回転半)を世界初認定。自らの信念を貫いた3度目の五輪だった。エキシビションのフィナーレを終えた羽生は、囲み取材で思いを明かした。

 ――演技を終わっての感想は。
 「いやあ、やり切りました、本当に。まあ、フリーはフリーで。ショート、フリーともに全力で出し切ったと思いますし、それは競技としてやり切ったなって。4回転半も含めて、やり切れたなぁって意味でのやり切ったでしたけど。今日は今日で、まあ、ものすごく緊張しましたけれども、全ての思いを、全ての幸せを演技に込めて。なんか、自分のスケート人生のいろんなものも込めて。うん。表現できたんじゃないかなって、自分の中では思ってます」

 ――フリー終わってからの練習は楽しかったか。
 「楽しかったですし、何より、皆さんに見てもらえるのがうれしかったですね」

 ――フリー後の練習も「楽しい」と言っていたが、その楽しさは最近は経験していなかったものか。
 「あ~。実は先シーズンの、えっと、フリー『天と地と』が、できるまで、体力トレーニングとして、うんと、今までできなかったプログラム、ノーミスでできなかったプログラムを、全部ノーミスでしていくていうことをやってたんですね。で、その中には、えっとー、2日目にやった『オペラ座の怪人』だったりとか。あとはまあ、最後らへんにやってた『ノートルダム・ド・パリ』だったりとか、あとは、あの後半に4回転トーループを入れて、一番最初にトリプルアクセルの構成の『バラード第1番』とか。そういったいろんなプログラムがあって。なんか、自分の中ではある意味、消化し切れてたんですよね。いわゆる落とし物を、ちゃんと回収して、次に進めるなって思ってやってたんです。ただ…それは、なんか、自己満足にしかすぎないのかなって、なんか考えて。せっかく見ていただけるのであれば、その場でなんか、ちゃんと僕が表現したかったっていうか、僕が見せたかった、そのプログラムたちの良いところを見せてあげたいなと思って滑りました。だからこそ、なんか幸せだったっていうか。やっぱり、僕は見てもらいながら滑るのが本当に好きなんだなって。原点ですけれども、改めて立ち返って思いました」

 ――世界選手権は足次第だと思うが、どうか。
 「今、そうですね、なんて言えばいいのかな。うんとー、昨日までの練習では、えっとー、普通は1錠のものを4錠くらい飲んでます。で、まあ、ギリギリの状態でやって、そこで、まあ、あの右足を使わないジャンプ、ループだったり、フリップだったり、ルッツだったりをやらないでいれば、まあ、ランディングはなんとか耐えられるかなっていうふうに思いながら。あとは、楽しさとアドレナリンでなんとかやってました。今日、えっと、オープニングフィナーレの練習があって、まあフィナーレですかね。フィナーレの練習があって。で、自分の練習をした時に今日、1個しか飲んでなかったんですよ。どれくらいいけるかなって思って、試したら、まあ、めちゃくっちゃ痛かったので。ふふふふ。アクセルしかできなかったですけど。ループもフッリプも試して“ああこれダメだ”って思って、アクセルしかできなかったんですけど。また、今もね、ちょっとまた、合計、今日で6錠くらい飲んじゃってますけど、そういう状況なので、ちょっと、足首はちゃんと休ませてあげようかなって思ってます。で、やっぱり…なんだろ、普通だったら足首だけで済む問題かもしれないですけど、やっぱりここまで楽しませてもらっている中で、やっぱり、足首をかばう動きは必ずしも出てて、体のバランスもかなり崩れて、たぶんいろんなところが痛くなってると思うんですよ。跳ばしているいるだけで。だから、ちょっとちゃんと休ませてあげて、で、それからどこまで戻るのか分からないですけど。僕の今後も含めて、まだ、自分の中でも、けじめがついてないところもあるので。いろいろ考えながら総合的に判断して、世界選手権は決めたいと思います」

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