銀のロコ 五輪特番生出演 5人そろって笑顔 藤沢「この銀メダル、日本に帰ってお見せしたい」

[ 2022年2月20日 16:27 ]

北京五輪最終日・カーリング女子決勝   日本3─10英国 ( 2022年2月20日    国家水泳センター )

銀メダルの日本代表ロコ・ソラーレ(AP)
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 カーリング女子の日本(ロコ・ソラーレ)が決勝で英国に3―10で敗れ、銀メダルとなった。金メダルには届かなかったが、18年平昌銅を超える史上最高成績となった。

 表彰式を終えたメンバー5人が、テレビ東京の北京五輪特番に生出演した。

 銀メダルを胸に登場。藤沢は「うれしさ半分、決勝で勝てなかった悔しさ半分です」と語り、吉田知那美は「さっちゃんと同じです。悔しさがあります。でも銀メダルに対しては感謝の気持ちしかありません」と率直な思いを口にした。

 鈴木夕湖はメダルの重みを聞かれ「重めです。平昌と同じくらい重いです」と笑顔。吉田夕梨花は「アイスに上がっての4人だけど、支えてくれてる人たちの分の気持ちも背負って戦いたいなと思ってました」と振り返った。

 フィフス(控え)としてチームを支え、冬季五輪最年長メダリストとなった石崎琴美は「オリンピックは誰しも立てる舞台じゃない。その中で選手5人の私たちしか味わえないオリンピックに立ててるっていうことがすごいこと。そこを自覚して、毎日楽しく、辛い時も楽しくカーリングさせてもらいました」と清々しい表情をだった。

 涙あり、笑いありの濃密な11日間。藤沢は「今回の五輪は、私もみんなも、カーリングを長くやってる中での浮き沈みを今大会だけで感じるようなすごい大会だったなと思います」と振り返った。

 吉田知は「(自分は)ムードメーカーって言われるけど、全然そうではなくて、カーリングが好きっていう気持ちを氷の上にぶつけたい、それだけで。私たちがそういう気持ちでカーリングに挑めるように琴美ちゃんが、日本から(本橋)麻里ちゃんが、ずっと背中を押してくれて、私たちがそばにいるからと言ってくれたので、みんな自分の好きな顔でカーリングできたんじゃないかと思います」と改めて感謝した。

 最後に藤沢がカメラに向かって「日本中からたくさんの応援本当にありがとうございました。私たちはいろんな思いで氷の上に立って、全力で自分たちのカーリングをやりきりました。悔しい思いもあるんですけど、しっかりこの銀メダルを応援してくださった皆さんに日本に帰ってお見せしたいと思います!」と笑顔。「見せに行くからね~」と日本へメッセージをおくって締めくくった。

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2022年2月20日のニュース