高梨沙羅「現状を鑑みて前進していきたい」 五輪ではスーツ規定違反で号泣も「皆さんに本当に助けられた」

[ 2022年2月20日 21:00 ]

ノルディックスキー・ジャンプの高梨沙羅(AP)
Photo By AP

 北京冬季五輪は20日、19日間の全日程を終えて、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で閉会式が行われた。ノルディックスキー・ジャンプ日本代表の高梨沙羅(25=クラレ)がこの日、日本オリンピック委員会(JOC)を通じてコメントした。

 7日に行われた混合団体で、1回目にスーツ規定違反のため失格となり敗戦の責任を背負い号泣するなど、今後について心配されていた高梨は「TEAM JAPANを応援してくださる全ての方々を失望させる結果になりましたが、選手やチーム同士、関係者、応援してくださっているたくさんの方々が純粋に喜び合えるスキージャンプという素晴らしい競技の場に立つために、現状を鑑みて前進していきたいと考えています」と、現役続行の意思を伝えた。

 「また、最後の最後まで支えて続けてくれたチームメイトとスタッフの方々、温かく優しい言葉で励ましてくれた各国・地域の選手・スタッフ、皆さんに本当に助けられました」と感謝を記した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月20日のニュース