【鍵山優真と一問一答】北京五輪終え決意新た「挑戦者ということを忘れずに」

[ 2022年2月20日 18:18 ]

北京五輪最終日 ( 2022年2月20日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア・エキシビション>演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのエキシビションが行われ、男子銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)はMISIAの代表曲「明日へ」を披露した。

 力強いボーカルに合わせ、しなやかなスケーティングで会場を魅了した。初出場の鍵山は団体戦フリーで銅メダル獲得に貢献。個人戦でもSP、フリーとも完成度の高い演技で表彰台に駆け上がった。

 以下は、エキシビションの鍵山との一問一答。

 ――プログラムの経緯と、どんな思いを込めたか?

 「新しい挑戦ということでやることになった。なかなか時間はなかったけど、その中でもしっかりと練習することができて、競技用プログラムとエキシビションの良いバランスを取って練習できたかなと思う。今回、初めてでちょっと緊張したけど、このリンクに何も思い残すことがないように滑りたいなと思ったので、そういう部分では凄く良かったかなと思う」

 ――初の五輪として駆け抜けた今大会を終えた感想は。

 「けっこう時間がたっているので、もう気持ちは次に向いて、また新たに練習している。なぜか、終わってから調子が良くなっているけど、この調子を、コンディションを、保って世界選手権まで良い調子でいきたい」

 ――世界選手権でも構成は変えない?

 「変えません」

 ――他の選手への応援も楽しんでいるように見えた。どのような大会だった?

 「凄く楽しかった。たぶん、(応援は)ほとんど行ったんじゃないかな。みんなから、映ってるって言われることが多かった(笑い)。それも、オリンピックの良い経験になった。自分は応援するのが大好きなので、そこも楽しめたかなと思う」

 ――五輪銀メダリストという肩書きになった。

 「銀メダリストとして、もっとこれから成長しなければならないというところもあるけど、あまり考えすぎてしまうと変に自分にプレッシャーだったり、いろいろ背負わせてしまうので、挑戦者ということを忘れずにこれからの試合に臨んでいきたい」

 ――今大会で得られたことや気づきなどはあった?

 「ジャンプだけではなくて、アイスダンスの人だったり、ペアの人だったりのスケーティングや表現力。今まで、そこまでアイスダンスを見ていなかったけど、応援して全部見て、凄くいいなって思った。自分はやらないですけど(笑い)。でも、すごく興味深いというか、自分もこういう演技したいなって思った演技もいくつかあったので、参考にしてそれを自分のもにしていきたい」

 ――特に印象に残ったのは。

「一つに絞ると、ちょっと、あれなんで…。本当に全部良かった」

 ――世界選手権へ意気込みを。

 「また新たに、スタートとしてもっともっと成長できるように自分らしく、全力で演技したい」

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