りくりゅう 日本勢初入賞の7位!木原「思いがあふれ出てきた」と涙

[ 2022年2月20日 05:30 ]

北京冬季五輪第16日・フィギュアスケート ペアフリー ( 2022年2月19日    首都体育館 )

ペア・フリー、演技を終え感涙する三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 ペアのフリーでSP8位の三浦璃来(20)、木原龍一(29)組が141.04点をマークし、合計211.89点とともに自己ベストをマークし、日本勢初の入賞となる7位に入った。

 会心の演技を終えると、思わず涙があふれた。三浦、木原組はフリー、合計点ともに自己ベストを更新。日本勢過去最高の7位に入った。「今までうまくいかなかったこと、つらかったこと。でも、今日できたという思いがあふれ出てきた」。木原は実感を込めた。

 フリーではリフト3種で最高のレベル4を獲得。ルッツ、ループのスロー3回転ジャンプも鮮やかに決めた。前日のSPはジャンプミスが響いて8位。「もうノーミスは狙わなくていい。全ミスでもいいから、とにかく楽しもう」と話し合った。吹っ切れ、この日の好演につなげた。

 木原は別のパートナーと組んだソチ、平昌ではSP落ち。「フリーを滑らせてくれてありがとう」。試合前に木原から声を掛けられて三浦は「本当に組めて良かった」と語る。北京で新たな歴史を刻んだが、まだ結成3年目だ。「まだまだ走り続けて、ゴールは先にある。4年後も8年後も目指したい」と木原。“りくりゅう”の冒険は、まだ続く。

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2022年2月20日のニュース