閉会式実況のNHK塚本貴之アナの感動エピソードにネット反響 「もらい泣きした」

[ 2022年2月20日 23:16 ]

北京五輪最終日 閉会式 ( 2022年2月20日    国家体育場 )

閉会式で打ち上げられた美しい花火(AP)
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 北京冬季五輪は20日、全日程を終えて、北京市の国家体育場(通称「鳥の巣」)で閉会式が行われた。閉会式はNHK総合とEテレで生中継され、実況を務めたNHKの塚本貴之アナウンサー(45)が大会期間中のエピソードを披露する場面があった。

 「新型コロナウイルスの影響で、今大会はバブル方式が採用されました。私たちが市民のみなさんと直接触れ合うことは残念ながらできませんでした。そんな中でしたけれども、移動のバスの窓越しに印象的な場面に出合うことができました」と切り出した塚本アナ。「信号で隣に小学生の団体バスが止まった時、1人の少年が窓ガラスに指で輪っかを5つ、五輪マークを書いたのが見えたのです」と続けた。その上で「スポーツの伝え手として、大人の一人として、この子にとってこのオリンピックが素敵なものであってほしい。心からそう思いました」と話を締めた。

 フィナーレ直前の落ち着いた語り口調に「塚本アナのエピソードにもらい泣きしてしまった」「出会ったエピソードいい」「カーリングの実況も素晴らしかった」「とても安心して閉会式を見ていられたし、良かった」などの声があった。

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