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【羽生結弦、語る Ex編(1)】北京五輪を終え「本当に、本当に幸せな時間だった」

[ 2022年2月20日 18:23 ]

北京五輪最終日 ( 2022年2月20日    首都体育館 )

<北京五輪 フィギュア・エキシビション>フィナーレに臨む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートのエキシビションが行われ、男子4位の羽生結弦(ANA)は名プログラム「春よ、来い」を舞った。ピアノの旋律に合わせ、優雅なスケーティングを披露。トリプルアクセルやハイドロブレーディングなど全力の舞を見せ、会場をとりこにした。羽生はフリーで夢の超大技クワッドアクセル(4回転半)を世界初認定。自らの信念を貫いた3度目の五輪だった。エキシビションを終えた羽生は、TVのフラッシュインタビューで思いを語り始めた。

 ――どんな思いを込めたか?
 「はい、えっと。えっと…まあ、いろいろ詰め込みすぎて、何が、とは僕の口から言い切れないですけど。でも本当に、皆さんにこうやって見ていただきながら、見ていただけるからこそ、僕はこうやって滑ってこられたと思いますし。見ていただけるからこそ、僕の演技に何かしらの意味が生まれると思うので。本当に皆さんに感謝したいなって、今は思ってます」

 ――この北京はどんな気持ちで最後まで滑っていた?
 「とにかく、自分がやりたいこと、そして、こうやって見ていただける今だからこそ、できる全てを、このオリンピックの地でやっていきたいなという気持ちが強くありました。本当に、本当に幸せな時間だったなと思います」

 ――改めて北京五輪はどんな経験、大会になったか。
 「いろんなことを深く考えさせられました。今まで僕は…まあ、努力してもどうしようもない時期はたくさんありましたし。皆さんの記憶の中にある羽生結弦はソチオリンピックだったり、平昌オリンピックだったり、成功している自分が多いかもしれないですけど。僕はここまで競技を続けるにあたって、自分の中のどん底を何回も何回も見てきました。そういった意味でもまた、今回、大人になって、うーん、人生って報われることが全てじゃないんだな、と。ただ、報われなかった今は、報われなかった今で、幸せだなと。不条理なことはたくたんありますけど、少しでも前を向いて歩いていけるように頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」

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