五輪開会式でプレーブック違反続々 入場後マスク外し常態化

[ 2021年7月23日 21:35 ]

<東京五輪開会式>行進する各国の選手たち(撮影・小海途 良幹)
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 第32回夏季オリンピック、東京五輪が23日午後8時、国立競技場で観客を入れずに開会式を行い、開幕した。新型コロナウイルスの影響で史上初の延期となるなど、かつてない混乱と不安を抱える中、17日間の大会が幕を開けた。

 開会式では早くも、大会関係者の新型コロナウイルス対策がまとめられた規約集であるプレーブック違反が続出している。選手団はギリシャを先頭に五十音順に入場しているが、入場を終えた一部の国の選手団は、ピッチ内の待機場に到着後、次々にマスクを脱いでいる。多くは記念撮影時のみ脱いでいるものの、一部の国はマスクを外しているのが常態化。さらに密になって会話を交わす様子が散見されている。

 大会組織委員会が発表しているアスリート向けの最新プレーブックでは、競技や練習、インタビュー時などを除き、原則マスクの着用を求めている。

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