古江彩佳が首位と1差の3位発進「落ち着いたプレーができた」エビアン選手権

[ 2021年7月23日 02:48 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第1日 ( 2021年7月22日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

古江彩佳
Photo By スポニチ

 今季メジャー第4戦が開幕し、大会初出場の古江彩佳(21=富士通)が6バーディー、1ボギーの66をマークし、3位の好スタートを切った。首位とは1打差。日本勢ではアマチュアの梶谷翼(17=滝川二高3年)も68で回り、11位の好位置につけた。65で回った19歳のイエリミ・ノ(米国)ら2選手が首位に並んだ。

 
 初出場大会の初日を笑顔で終えた。自身2度目の挑戦となった海外メジャーで3位の好発進。古江は「途中はバーディーをとれなくてしんどい時もありましたけど、最後にバーディーがきてくれて落ち着いたプレーができたかなと思います」と声を弾ませた。

 2番パー3で7メートルのパットがカップの縁を一周してから入り初バーディー。続く3番でもスコアを伸ばした。後半は12番でこの日唯一のボギーとしたが、15番から3連続バーディー奪取。16番では12メートル強のロングパットを沈め、「凄く長い難しいバーディーパットが入ってくれてラッキーだなと思いました」と流れに乗った。この日のパット数は「29」。起伏の激しいグリーンでのパットの正確性が光った。

 今大会は中学時代にジュニアトーナメントに出場した経験がある。「思い出の地。もう一度来たいと思っていた」と念願かなっての初出場だ。ただしコースについての記憶は薄れていたそうで、「覚えてはいなかったですけど、しっかりマネジメントしながらラウンドできたかな」。前週末まで国内ツアーに出場し、月曜日に現地入り。その日にコースに直行し、練習ラウンドを重ねた成果もあった。

 海外メジャーは予選落ちした昨年12月の全米女子オープン以来2度目。首位と1打差の好位置で迎える第2日に向けて「落ち着いてプレーができたらいいなと思います」と力を込めた。

続きを表示

2021年7月23日のニュース