明大、王手! 隙ない試合運びで帝京大撃破 25年ぶり早明全勝決戦

[ 2019年11月25日 05:30 ]

関東大学ラグビー 対抗戦グループA   明大40―17帝京大 ( 2019年11月24日    秩父宮 )

<明大・帝京大>後半、トライを喜ぶ明大フィフティーン
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 5試合が行われ、対抗戦グループは昨季学生王者の明大が帝京大に40―17と快勝して6戦全勝とし、同じく全勝の早大と優勝を懸けて12月1日に対戦することになった。早明戦の全勝対決は94年以来25年ぶり。帝京大は2敗目で、対抗戦の連覇は8でストップした。23日に4敗となった慶大は4位以内に入れないことが確定し、22季ぶりに大学選手権出場を逃した。

 明大・田中澄憲監督の第一声が全てを表していた。「メイジに来て3年になるが、数年前はこういうゲームができるとは想像していなかった」。一昨季まで黄金時代を築いていた帝京大を終始圧倒し、25年ぶりの早明全勝決戦にコマを進めた。

 キックで着実に陣地を稼ぎ、FWがセットプレーを制圧。バックスは深いラインで一気にトライを取り切った。7―3の前半20分には相手キックからカウンターを仕掛けたWTB山村(4年)にフッカー武井主将(同)が呼応。パスを受けるとパスダミーとハンドオフで裏へ抜け出し、最後は相手WTBをステップで転がす45メートルの独走トライで突き放した。

 元No・8とはいえ50メートル6秒8と決して足は速くない。だが、1メートル70、97キロの小柄な主将は「フィットネスはこなすのではなく、意識してやってきた。設定タイムより1秒でも1センチでも前にと、こだわってきた」と胸を張った。この日2トライのロック箸本(3年)は「夏合宿の慶大戦で、ルーズボール8個のうち5個を相手に取られた。その日のミーティングからルーズボールへの意識が変わった」と明かす。意識の高さが素早い反応を生み、隙のない試合運びへつながっている。

 昨年の早明戦は27―31で敗れ、対抗戦優勝を逃した。「去年負けているし、早大にチャレンジするつもりでハングリーに戦いたい。(学生)チャンピオンになったのは去年のチーム。このチームはまだなっていない」と武井主将。全勝対決こそ雪辱の舞台にふさわしい。

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