紀平 今季中は“休みま宣言” ケガ完治より「ノーミスのための練習」優先

[ 2019年11月25日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯エキシビション ( 2019年11月24日    札幌市・真駒内セキスイハイムアリーナ )

エキシビションに登場した紀平(撮影・小海途 良幹)
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 女子2位の紀平梨花(17=関大KFSC)が今季中の“休みま宣言”をした。9月に左足首痛を発症。完治には数日でも休むことが効果的ながら、「ノーミスのためには、たとえ痛みを長引かせても完璧を目指して練習した方がいいと思う。シーズンが終わってから休もうと思っている」と誓った。

 痛みで、3回転ルッツを跳べていない。治して基礎点が高いルッツを入れることが即効性がある作戦ながら先を見る。今大会は見送った4回転サルコーの習得だ。幸い痛みの影響が少なく、成功には「毎日、4回転を練習することかな」と目標を立てる。GPファイナルでの投入にも意欲的。大技マスターの道は、一日1本から始まる。

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