トンプソン 本拠ラストゲームに異例の大観衆 試合後に胴上げも「まだ早いよ」

[ 2019年11月25日 05:30 ]

花園ラストゲームに思わず目頭を押さえるトンプソン
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 ラグビーW杯で8強入りに貢献した日本代表ロックのトンプソン・ルーク(38=近鉄)が24日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で行われたトップチャレンジリーグの豊田自動織機戦に先発出場した。今季限りで引退を表明しており、ホームラストゲーム。同リーグでは異例の1万5596人の大観衆が詰めかけ、臨時電車も出るにぎわいとなった。

 試合もトンプソンを核としたラインアウト、ラックで優位に立ち、33―22で開幕2連勝。後半22分までプレーしたレジェンドは、「花園はボクの実家みたいなところ。毎日の練習で血と汗がグラウンドに染みついた場所。最後の花園だから寂しいね」と感慨深げに振り返った。

 試合後には3度の胴上げも受けたが「まだ早いよ。あと5試合ある。目標は優勝だし」と残り5試合での完全燃焼を誓った。

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