朝乃山 大関獲り「来年が勝負」 11勝で初の技能賞「目標とされる力士になりたい」

[ 2019年11月25日 05:30 ]

大相撲九州場所千秋楽 ( 2019年11月24日    福岡国際センター )

朝乃山(右)は寄り切りで正代に敗れる(撮影・岩崎 哲也
Photo By スポニチ

 小結・朝乃山は「来年が勝負」と大関獲りへ意気込みを新たにした。正代に寄り切られ、11勝4敗で終えたものの、正統派の右四つの形を評価されて技能賞を初受賞した。大栄翔が初の三賞となる殊勲賞、正代が3度目の敢闘賞を受賞。43度目の優勝を決めていた横綱・白鵬は大関・貴景勝に勝ち、14勝1敗で終えた。

 勝負の世界は甘くない。今年最後の一番を白星で飾れなかった朝乃山は「ちょっと焦った。左上手を十分に取られていたので。自分の形にしたかった」と悔しがった。立ち合いは左でまわしに触ったものの、上手を取れず完敗した。

 それでも終盤まで優勝争いを演じ、初めて技能賞を獲得。「評価してもらえたのは、それだけ右四つの形ができたのかも。もっと磨いて目標とされる力士になりたい」。三役で2桁11勝を挙げた今場所を起点に、来年は大関獲りに挑む。「来年が勝負。稽古して少しでも近づきたい」と表情を引き締めた。

 最近、冗談交じりに発する言葉は「税金が怖い」。今年は給金とは別に夏場所優勝賞金1000万円、懸賞金は昨年181本から約1・9倍の345本で1035万円。三賞4つで800万円も稼いだ。「物欲はないです」という堅実派で、使い道は主に「貯金」という。税金の悩みを解消するためにも協会の看板力士である大関へ昇進し、収入アップを目指す。 

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2019年11月25日のニュース