ウィザーズ3連勝ならず 八村は8試合ぶりに3点シュートを成功も7得点 第4Qに出番なし

[ 2019年11月25日 10:11 ]

リバウンドをキープするウィザーズの八村(AP)
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 NBAウィザーズの八村塁(21)は24日、地元ワシントンDCで行われたキングス戦で14試合連続で先発。23分の出場時間で7得点、4リバウンドをマークしたものの、記録したのはすべて前半で、追い上げを図った第4Qに出番はなかった。

 八村は第1Qの4分34秒、トロイ・ブラウンJR(20)のアシストを受けて右のウイングから3点シュートを成功。3点シュートを決めたのは4日のピストンズ以来、8試合ぶりで、この日を迎えるまで8本連続で失敗していたがようやくその“トンネル”を脱出した。
 
 しかし後半に試合の主導権を握ったのはロード4連戦の2戦目だったキングス。ウィザーズは106-113(前半57―57)で敗れて3連勝を逃し、今季成績は5勝9敗となった。

 リーグ2位の30・3得点を挙げていたブラドリー・ビール(26)は20得点、ガードのアイゼイア・トーマス(30)は17得点、ベンチから出たモーリッツ・ワグナー(22)が12得点と11リバウンドを稼いだものの、後半でリズムをつかめなかった。

 キングスは7勝8敗。主力ガードのディアンジェロ・ラッセル(21)を左足首の故障で欠きながらも持ちこたえており、開幕5連敗を喫しながらも勝率5割を視野にとらえている。

 W杯中国大会の米国大会で米国代表として出場したハリソン・バーンズ(27)がチーム最多の26得点。同セルビア代表だったボグダン・ボグダノビッチ(27)もベンチから出て18得点をマークした。

 なおウィザーズはこれから西地区遠征に向かい、26日にコロラド州デンバーで西地区全体2位のナゲッツ、その翌日となる27日にはアリゾナ州フェニックスでサンズと対戦。そのあとロサンゼルスに移動してレブロン・ジェームズ(34)率いるレイカーズ(29日)と、さらにカワイ・レナード(28)とポール・ジョージ(29)の“強力デュオ”を擁するクリッパーズ(12月1日)と顔を合わせる。

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