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森保監督 ドイツ戦勝利は「サプライズでもない」「この1試合でW杯は終わらない」さあ次はコスタリカ戦

[ 2022年11月24日 02:06 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2ー1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<日本・ドイツ>南野と抱き合う森保監督(撮影・西海健太郎)
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 日本代表はW杯1次リーグE組初戦でドイツを2―1で破り、白星発進した。0―1の後半30分に途中出場のMF堂安律(24=フライブルク)が同点弾を挙げると、38分には同じく途中出場のFW浅野拓磨(28=ボーフム)が決勝弾。W杯で優勝国から勝ち点を奪うのは日本サッカー史上初で、逆転勝利も初めてとなった。

 目標として掲げるベスト8以上へ向けて大きく前進した森保監督は、会見で「歴史的な瞬間と勝利と言っても過言ではない」と白星の意味をかみしめつつ、落ち着いた表情のまま「日本のサッカーの発展を考えながら代表を強化している中で、世界で活躍する選手がいることを考えると、サプライズでもないと思っている」と言い切った。本気でドイツに勝つための準備をしたからこそ、勝利も冷静に受け止めた。

 試合直後の円陣では、「選手、スタッフ、チーム作りに関わってくれた人の全ての努力がこの勝利につながって良かった」と声を掛けた後で、すぐに空気を引き締めた。「大きな一勝ではあるが、この1試合でW杯は終わらない。一喜一憂しすぎずに次のコスタリカ戦に向けてもこれまで同様、最善の準備をしていこう!」。終了の笛が鳴った瞬間から、視線はすぐに27日のコスタリカ戦へと向いていた。

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