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浅野拓磨が勝ち越しゴーーール 堂安同点弾から8分間の逆転劇! 交代選手が続々大仕事

[ 2022年11月23日 23:49 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本―ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

後半38分に勝ち越ゴールを決めた浅野(AP)
Photo By AP

 W杯カタール大会1次リーグE組の日本代表は23日、FIFAランク11位のドイツと対戦。FW浅野拓磨(28=ボーフム)が途中出場して後半38分に勝ち越し点を挙げた。

 1―1で迎えた後半38分、右サイドでボールを持った板倉からの縦パス1本で抜け出した浅野は、相手DFと競り合いながら、角度のないところから右足を振り抜き、ニアサイドの上を抜いた。GKノイアーも反応しきれなかった。

 前半31分にGK権田がドイツDFラウムをペナルティーエリア内で倒してしまい、PKを献上。前半33分にPKをMFギュンドアンに決められた。前半20分には権田がファインセーブ、同29分にも波状攻撃にさらされながら、なんとか無失点で耐えていたが、PKから痛恨の失点を喫した。

 1点を追う形となった日本は後半から久保に代えて、冨安を投入。3バックに変更し、両サイドを前に張り出す形でよりアグレッシブに前からボールを追った。後半12分には前田、長友に代えて、三笘と浅野を投入。後半30分には南野も投入し、より攻撃的な布陣で臨んだ。

 後半30分。左サイドで三笘がドリブルを仕掛け、南野にパス。南野の左足でのシュートをGKノイアーが弾いたところに、堂安が詰め、左足でゴールネットを揺らした。

 浅野は右膝じん帯を断裂した9月10日のシャルケ戦以来、68日ぶりの復帰戦となった17日のカナダ戦は不発に終わったが、持ち前のスピードは健在だった。「前線でどういうボールでも反応できる。良いコースに入って要求できればチャンスは1発でつくれる」と話した通り、日本に貴重な得点をもたらせた。

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