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GK権田 今大会の傾向と対策「我慢強さと心構え」

[ 2022年11月23日 01:28 ]

GK権田修一
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 23日に1次リーグ初戦ドイツ戦を迎える日本代表は22日、ドーハ市内で最終調整を行った。冒頭15分公開の練習ではセットプレーなどを入念に確認。GK権田修一(33=清水)はカタールW杯の傾向と対策を口にした。

 今大会は最新AI技術によるオフサイド半自動システムが導入された。「アルゼンチンは肩が出ていただけでオフサイドになったのがストレスになったのかもしれない」と厳密な判定への不満がチームに影響を及ぼす可能性を口にし「とにかく我慢強くやることが大事」という。さらに全体的にアディショナルタイムが長いことを受け「前後半で50分間あるのがノーマル。その心構えでやっておけば“アディショナルタイムは5分か”と思わない」とこれまでの時間の概念にとらわれない思考力を説いた。

 所属する清水はJ2降格。ドーハ入り後は「すぐに悔しさから切り替えられるわけじゃない。2日間ほどは抜ききれなかった」と明かす。それでも「選手がどんどん集まってきて、髪の毛が赤くなる選手(長友)が出てきたり、大会が始まる雰囲気になってきた」とW杯モードに完全スイッチ。あとはドイツやスペインの攻撃を止め、日本初のベスト8進出に貢献するだけだ。
 

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2022年11月23日のニュース