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三笘 途中出場で同点起点!ビッグプレーで流れ変えた「まだ100%ではないがチームの力になれた」

[ 2022年11月24日 01:05 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<日本・ドイツ>勝利を喜ぶ三笘(撮影・西海健太郎)
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 W杯カタール大会1次リーグE組の日本代表は23日、FIFAランク11位のドイツと対戦。優勝4度の強豪に先制を許しながらも後半にMF堂安、FW浅野がゴールを決めて2―1と逆転勝ち。史上初の8強へ白星スタートを切った。

 MF三笘はDF長友に代わって後半12分から途中出場し、ビッグプレーで流れを変えた。左サイドから得意のカットインを仕掛け、さらに内へ切れ込むと見せかけてペナルティーエリア左の南野へパスを供給。堂安の同点弾の起点となった。

 「(ドイツが)縦を警戒するのは分かっていたので、中に食いついた瞬間ギャップができたので、そこを(南野)拓実くんが素晴らしい動きをして」と振り返り、「僕の力ではないですし、拓実くんのシュートの可能性を信じて入った。チームとしての結果だと思う」と話した。

 チームが勝ち越した後、終盤はドリブルで仕掛けて時間を効果的に使った。「ボールを持つことで相手の視線が集中しているし、その分周りの動きやすさもつくれたと思う。そこは良かった」と話した。

 体調不良のため、14日に予定されていたドーハ入りは18日夜にずれ込み、開幕前最後の調整試合となったカナダ戦も欠場した。森保ジャパンの“最後のピース”として合流した男は「前で(プレスを)かけることを意識した」と守備でも体を張り、逆転勝利に貢献。「まだ実感はないけど(勝ち点3は)すごいアドバンテージ」と喜び、「まだ100%ではないが、チームの力になれた。これからコンディションを上げていきたい」と話した。

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