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アルゼンチン・メッシ、5度目正直早くも暗雲 先制PK成功も「とてもつらい打撃」

[ 2022年11月23日 04:40 ]

W杯カタール大会1次リーグC組   アルゼンチン1―2サウジアラビア ( 2022年11月22日    ルサイル競技場 )

<サウジアラビア・アルゼンチン>サウジアラビアに逆転負けし、ぼう然とピッチを去るアルゼンチンのメッシ(右)(AP)
Photo By AP

 1次リーグC組で22日、FIFAランク51位のサウジアラビアが、同3位で優勝候補のアルゼンチンを2―1で破る大金星を挙げた。アルゼンチンは最多タイとなる史上4人目の5大会連続出場を果たしたFWリオネル・メッシ(35=パリSG)が前半10分にPKを決めたものの、黒星発進となった。

 アルゼンチンのエースFWメッシは、最多タイとなる史上4人目の5大会連続出場を果たしたが、チームはまさかの逆転負け。最悪の幕開けに「このような形でスタートするとは思いもしなかった。とてもつらい打撃だ」と肩を落とした。

 メッシは前半10分にPKを決め、W杯7点目。自身が決めた試合で負けるのはW杯初で、国際Aマッチも09年11月のスペイン戦以来13年ぶりとなった。チームも実に37戦ぶりの黒星。32カ国出場となった98年以降、初戦で敗れたチームが決勝トーナメント進出したケースはわずか11%だが、86年に母国に2度目の優勝をもたらしたマラドーナに肩を並べるラストチャンスに、背番号10は「(1次リーグは)まだ2試合ある」と前を向いた。

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2022年11月23日のニュース