世界が驚いた「ドーハの奇跡」久保建英は…「僕が名前付けるんじゃない。国民の皆さんが付けてくれたら」

＜ドイツ・日本＞前半、リュディガー（左）の厳しいマークにあう久保（撮影・西海　健太郎）
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　W杯カタール大会1次リーグE組の日本代表は23日、FIFAランク11位のドイツと対戦。優勝4回の強豪に前半33分、PKで先制されたものの、後半30分に途中出場の堂安律（24＝フライブルク）のゴールで同点。同38分にはFW浅野拓磨（28＝ボーフム）がゴールを決め、2―1で逆転大金星を挙げた。MF久保建英（21＝Rソシエダード）は試合後に「信じられないです。凄い興奮しています」と素直な気持ちを明かした。

　久保は「信じられないです。凄い興奮しています。いけるかなと思ったあとに、失点してしまってちょっといけるかなと思った分きつかったですけど、2失点目のVARとかもあって、VARがあって凄くよかったなと思いますし、後半から監督のプランが凄い当たってチームとして一丸となって勝利が取れたかなと思います」と珍しく興奮気味に語った。

　次戦に向けても「とりあえず次の試合が3日後にありますけど、その試合だけにみんなでフォーカスして、今日だけは、ひとまず喜んでいい歴史的瞬間じゃないかなと思います」と一息。

　最後に、報道陣からドーハの何だと思うか？と問われ「僕が名前付けるんじゃない。国民の皆さんが名前を付けてくれたら。みんなで勝ち取った勝利なので。自分のクラブチーム以外でこれだけ熱い応援を見た。カードもらわないようにという話もあったくらい」と笑った。