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長友、4度目のW杯でも存在感! “イメトレ”効果抜群!59分間左サイドで奮闘

[ 2022年11月24日 00:33 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2ー1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )

<ドイツ・日本>前半、ミュラーと競り合う長友 (撮影・西海 健太郎)
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 史上初の8強を目指す戦いが、劇的な逆転勝利で始まった。7大会連続7回目出場でFIFAランク24位のサッカー日本代表は23日、1次リーグE組初戦で同11位のドイツと対戦。優勝4回の強豪に前半33分、PKで先制されたものの、後半30分に途中出場の堂安律(24=フライブルク)のゴールで同点。FW浅野拓磨(28=ボーフム)がゴールを決め、逆転金星を挙げた。27日の第2戦でコスタリカと、12月1日(日本時間2日)にスペインと対戦する。

 左サイドバックで先発したDF長友は、日本人単独最多となるW杯12試合目の出場となった。36歳72日は最年長出場記録も更新。髪を金色の“スーパーサイヤ人”から、日本国旗を連想させる赤に変えたベテランは後半14分にMF三笘と交代するまで59分間、左サイドで奮闘した。

 イタリア、トルコ、フランスと渡り歩いてきた男は強豪との対戦に臆するどころか、モチベーションが高まった。ドイツ戦に備えイメージトレーニングを重ねてきた。「(対面の)ホフマンやニャブリと1000回はマッチアップしている。どんな選手と対戦してもいいように対応をイメージしている」。前半終了間際には得点にはつながらなかったものの、FW前田へクロスを配球するなど、変わらぬ存在感を示した。

 ≪日本代表単独最多出場12試合≫DF長友が10年南アフリカ大会から4大会連続、全て先発で通算12試合目の出場。4大会選出は日本のフィールド選手初で、いずれも出場したのはGKを含め長友が初めて。出場12試合は並んでいたGK川島とMF長谷部の11試合を抜いて単独最多となった。また年齢は36歳72日で、18年大会のベルギー戦に出場した川島の35歳104日の最年長出場を更新した。

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