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鎌田大地「世界のトップとも渡り合えることを証明できた」 前半は不満「一生後悔するような内容」

[ 2022年11月24日 00:43 ]

W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場  )

前半、ボールをキープする鎌田(撮影・西海健太郎)
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 W杯カタール大会1次リーグE組の日本代表は23日、FIFAランク11位のドイツと対戦。優勝4度の強豪に先制されながら、後半にMF堂安、FW浅野がゴールを決めて2―1と逆転し、白星発進した。MF鎌田大地(26=Eフランクフルト)も前線の軸としてフル出場した。

 前半を0―1で折り返したことに「前半は僕たちは、凄い彼らをリスペクトしすぎて臆病に戦っていたと思う。僕、個人的なプレーも今シーズンで1番良くなかった出来だと思うし、あの前半のようなサッカーをしたまま後半もやっていたら一生後悔するような内容で、それをしっかり森保さんがフォーメーションを変えて自分たちが果敢に勇気をもってプレーできたことが全てだったと思います」と冷静に振り返った。

 「普通に常に言い続けてきていましたけど、間違いなく彼らの方が実力はあるのは間違いないと思いますけど、自分たちは本当に勝てるというふうに思っていたし、最低でも勝ち点1は取れると心の底から思っていたので、しっかり結果で証明できてよかったと思います」と語った。

 ドイツを肌で知る司令塔。今季、ブンデスリーガでリーグ13試合7得点4アシストと圧倒的なパフォーマンス。世界屈指のドイツGKノイアーから警戒する選手と名前を挙げられたが、「“そうなんだ…”くらいですね」と自然体で臨み、そのノイアーの壁を全員の力で突破した。

 「きょうは初戦で硬さもあったし、彼らをリスペクトしすぎていた部分もあったと思いますけど、自分たちがしっかりやれば世界のトップともしっかり渡り合えるということがきょう証明できたと思うし、僕たちはこういうプレーを続けていくことが大事だと思うので、しっかりコスタリカに対してもいいプレーをしたい」と鎌田。その目は27日のコスタリカ戦、12月1日(日本時間2日)のスペイン戦に向けられている。

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2022年11月23日のニュース