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オランダ代表31歳のファンダイク 完封デビュー!堅守で2-0勝利けん引

[ 2022年11月23日 04:20 ]

W杯カタール大会1次リーグA組   オランダ2―0セネガル ( 2022年11月21日    アルスママ競技場 )

<オランダ・セネガル>完封勝利を喜ぶファンダイク(左)(AP)
Photo By AP

 3度の準優勝を誇るオランダが悲願の初優勝へ好発進した。シュート数は相手の15本を下回る10本と押し込まれながら自陣にブロックをつくって耐え、終盤に2得点。枠内シュート3本で勝ち点3を手にした。後半39分に司令塔MFのF・デヨングが23歳のFWハクポに絶妙のクロスを送り先制点を演出。終了間際には欧州予選12得点のエースFWデパイのシュートのこぼれ球をクラーセンが押し込んだ。

 守備では世界屈指のDFファンダイクが存在感を示した。予選敗退やケガの影響で、31歳で迎えたこの試合がW杯、欧州選手権などの主要国際大会デビュー戦。前半に枠を捉えたシュートを頭でブロックするなど、好セーブを連発したGKノペルトとともに完封に貢献し「0点に抑えて勝つことができた。そこが大事」と胸を張った。攻守で主力が活躍する価値ある白星。W杯史上3番目の年長指揮官となる71歳のファンハール監督は「タフな試合だったが相手にほとんどチャンスを与えなかった。我々は勝利に値した」としたり顔だった。

 ≪セネガル マネ離脱響き初の黒星発進≫終盤に一瞬の隙を突かれ大事な初戦を落とした。シセ監督は「我々は全力を尽くし最低でも勝ち点1に値した試合だったので残念だ」と硬い表情だった。大会直前、昨季のアフリカ最優秀選手のマネが負傷離脱。エースを失ったチームは3度目のW杯で初の黒星発進となった。開催国カタールと当たる第2戦へ、監督は「決勝のような試合だ」と生き残りへの決意を込めた。

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2022年11月23日のニュース