いたずらのターゲットまで?ザック監督は「本当によく見てる」

[ 2011年1月30日 07:41 ]

アジア・カップの優勝杯を見つめるザッケローニ監督

アジア杯決勝 日本1-0オーストラリア

(1月29日 カタール・ドーハ)
 ザッケローニ監督にとって初タイトルを懸けた決勝戦。イタリアで数々の功績を築いた指揮官は劇的勝利に「すごく満足だ。決勝も総合力でものにした。この選手たちと、日本という国の代表チームの監督であることを誇りに思う」と万感の思いで語った。

 道のりは平たんではなかった。大会前の準備試合は一切なし。ぶっつけ本番でアジア杯に突入した。1次リーグでは格下に苦戦続き。準々決勝のカタール戦では終盤、数的不利になりながら逆転、準決勝の韓国戦も120分+PK戦の激闘となった。際立ったのが、突然の起用に応えた岡崎、伊野波、細貝の活躍だ。周囲は自然と“ザックマジック”と呼ぶようになった。

 もちろん偶然ではない、必然の活躍だ。指揮官は練習はもとより食事会場など普段の生活から選手の行動を鋭く観察している。内田は「本当によく見てる。どの選手にいたずらするかも見てます」と笑う。

 ピッチに立てない状況で、どの選手が、どんな準備をしているのか。卓越した眼力で見守った。平均年齢25歳の若いチームは、その指揮官のもと、1戦ごとに成長を重ねていった。

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