本田圭 “香川やったぞ!”フル回転で導いた頂点

[ 2011年1月30日 06:00 ]

前半、攻め上がる本田圭(右)

アジア杯決勝 日本1-0オーストラリア

(1月29日 カタール・ドーハ)
 延長戦に入る直前、MF本田圭佑は大きな声でチームメートに指示を出し、叱咤(しった)していた。決勝戦もトップ下で先発し、前半からオーストラリアの猛攻にさらされながら、背番号18はゴールを目指して前へと突進。90分間戦い抜き、0―0で延長戦に突入してもタイトルに燃える闘志はみじんも衰えていなかった。

 背番号18がいなければ、2大会ぶりの決勝進出はなかった。左足首捻挫で欠場した1次リーグ・サウジアラビア戦以外の4試合に先発。得点こそPKの1得点のみだが、その4試合で挙げた全8得点中6得点に絡んだ。特に準々決勝・カタール戦ではMF香川の2得点を演出し、準決勝・韓国戦では同点につながるDF長友への絶妙スルーパスとPK獲得となる岡崎への縦パス。1試合ごとに鋭さは増してきた。MF朴智星(韓国)、GKシュワルツァー(オーストラリア)らと並んで大会MVP候補に選出されるのも当然だった。

 海外移籍についての相談も受けた弟分で、右第5中足骨骨折で無念の帰国となったMF香川の思いも一緒に延長戦を戦い抜いた。

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