徹底分析!!ＳＧグランプリあと９日、クイーンズクライマックスあと17日

平本真之と寺田千恵
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　【平本　初の頂上決戦へ勢い十分／寺田　初Ｖへ大一番で底力発揮】平本真之が賞金ランク７位で、ついに頂上決戦の舞台に到達した。昨年は３月までにＧ１・２Ｖを挙げながら、ＳＧで結果を出せず２０位。グランプリ出場切符を惜しくも逃した。だが、今年は３月から徐々に調子を上げて尼崎オールスターを優勝。１４年グランプリシリーズ以来２回目のＳＧ制覇を飾り、早々と安全圏内に入った。夏以降は目立った活躍がなかったが、１１月の若松周年を準優勝。その後の芦屋ＭＢ大賞、大村チャレンジＣでも予選を通過。上昇気配を漂わせている。最初の目標、トライアル１ｓｔ突破へ勢いは十分だ。

　寺田千恵は１２年の第１回クイーンズクライマックスから５大会連続の皆勤賞。今年は２度のＦ休みがあったものの、１１優出３Ｖの活躍で７位にランクインした。今年ＳＧ３競走に自力出場したように、底力は間違いなく女子トップクラス。決戦の地・平和島で行われた９月のオールレディースでも優勝を飾った。現在はＦ休み中だが、１５日の戸田で復帰予定。大一番に向けてレース勘を取り戻してくるはずだ。３度目のＧ１制覇、そしてクイーンズ初Ｖは目前に迫っている。

　１２日は松井繁、平山智加両選手を紹介。