SGカウントダウンコラム

SG「第35回グランプリ」15日開幕 あと3日 ボートレース平和島

[ 2020年12月12日 05:30 ]

毒島誠(左)と吉川元浩
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◆近況好調選手
 近況トップは毒島誠で間違いないだろう。10月中旬までは賞金ランク12位に甘んじていたが、その後はまさに絶好調。大村SGダービーで準優勝を飾ると、続く桐生周年で自身2度目の地元G1制覇を達成した。さらに優出6着のG1福岡周年を挟み、先月末の蒲郡SGチャレンジCを優勝。わずか1カ月強で10人を抜き去り、賞金は2位に浮上した。トライアル(TR)1stが免除されるシード権どころか、TR2ndの1号艇も獲得。一躍、優勝候補となった。グランプリただ1人の関東勢として強豪17人を迎え撃つ。
 賞金3位の吉川元浩も好調だ。現在は10節連続で予選を通過中。エンジン抽選運に見放された時期がありながらも、高いレベルで安定感をキープしてきた。さらに3節前の福岡周年で半年ぶりの優勝を飾ると、6日に終了した若松プレミアムG1バトルチャンピオントーナメント(BBCT)でも準Vと活躍。上昇度なら引けを取ることはない。
 賞金11位の平本真之も流れはいい。前節のBBCTこそ初戦の枠番抽選で外枠を引いて敗退したが、11月はG1・2節とSG1節で全て優出。わずか1節の凡走で見限るのは早計だ。

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