SGカウントダウンコラム

SG「第35回グランプリ」15日開幕 あと4日 ボートレース平和島

[ 2020年12月11日 05:30 ]

白井英治(左)と瓜生正義
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◆レースコンセプト
 今年の賞金ランク上位18人が優勝賞金1億円を懸けて激突。かつて「賞金王決定戦」の名称で行われていた通り、その年のNo・1を決めるSG競走だ。優勝者には賞金と共に、黄金のヘルメットが授与される。

◆平和島水面特性
 東京湾とつながっているため水質は海水。潮の干満によって水位も変化する。ただ、注意すべきは潮位差より風だ。冬場の北風はホーム向かい風となる上に、強風が吹く日も多い。過去1年間の1コース1着率が45%と、全国で2番目にインが利かないレース場だったが、この時季はイン劣勢に拍車が掛かるだろう。強めの向かい風が吹いている時は、特にダッシュ勢の捲りに警戒したい。

◆当地得意選手
 グランプリ組では瓜生正義と白井英治が平和島と好相性。共に遠征組ながら当地通算14優出、SGでも4優出と結果を残している。10月の平和島周年でもそろって優出。白井は優勝こそ逃したが、予選を1位で通過してファイナル1号艇を獲得した。その白井を撃破したのが瓜生。4コースから全速捲りを決め、当地G1初Vを飾った。シリーズ組では平和島SG2Vの池田浩二が相性トップだ。

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