SGカウントダウンコラム

SG「第27回グランドチャンピオン」あと5日 ボートレース鳴門

[ 2017年6月15日 05:30 ]

5度目のSG制覇を狙う石野貴之(右)と若松周年Vなど近況好調の湯川浩司
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 ◎最強大阪支部コンビ 石野&湯川に大暴れの予感

 今まさにボートレース界の中心に君臨しているのが石野貴之だ。5月のオールスター(福岡)で王道Vを飾り、通算5回目のSG優勝。しかも15年から3年連続のビッグ制圧となった。エンジン抽選での引きもさることながら、チャンスをものにする集中力はワールドクラスといえる。

 昨年のオーシャンカップもそうだった。舞台は今大会の開催地でもある鳴門。引いたエース機は下降気味だったが、ポテンシャルを限界まで引き出し頂点まで上り詰めた。最強軍団大阪支部の系譜を継ぐ者。SG連覇は通過点だろう。

 大阪支部の先輩にあたる湯川浩司は3年ぶり10回目のグラチャン。SG優勝4回のうち3回は6月。すなわち大会最多の3V(07年、08年、10年)を誇り、「おかえりなさい」といえども大会との相性はNO.1だ。近年SGでの存在感は影を潜めていたものの、今年はクラシック(児島)、オールスターと連続ベスト18。4月のG1優勝戦フライングは痛恨だったが、逆境をはねのけて若松周年記念V戦は石野を抑えて優勝。本来の輝きを取り戻し、梅雨の季節の快速全開を誓う。

 あす16日は菊地孝平、重成一人両選手を紹介する。

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