宝塚星組・天華えま コンテンポラリーダンスで発揮した新たな一面!初体験自信に飛躍期待

[ 2023年4月8日 11:00 ]

若手を率いステージで躍動する星組・天華えま(中央)
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 【Saturday宝塚】星組の中堅スター天華えま(あまはな・えま)率いるワークショップ「Stella Voice」が宝塚バウホールで上演中(9日まで)。大劇場ではなかなか出番の少ない若手注目株がソロを披露するなど、新たなスター発掘の場として注目のステージに仕上がった。

 出演は98期の天華を筆頭に、2年前に入団したばかりの107期までの17人。天華も共演者らを「貴重な挑戦をさせていただきます17の星」と表現しトークも展開した。それぞれ、同期で踏んだ初舞台でのナンバーを披露したり「愛するには短すぎる」など星組が生み出した名曲、ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」、「ミー・アンド・マイ・ガール」の主要曲、さらにはディズニー映画のナンバーなど、あらゆるジャンルの楽曲をつづり個性が光った。

 特筆すべきは2部のオープニングで天華が披露したコンテンポラリーダンス。はだしでのパフォーマンスは、歌で見せた表情とは違い、張り詰めた空気感の中で新たな一面を発揮した。これが終われば6月2日に宝塚大劇場で開幕する注目の舞台「1789」が控える星組。天華もこの初体験を自信に飛躍するはずだ。(土谷 美樹)

 ◇天華 えま(あまはな・えま)8月28日生まれ、滋賀県出身。近江兄弟社高を経て12年初舞台。星組配属。16年「桜華に舞え」で新人公演初主演。身長1メートル71。愛称「ぴーすけ」。

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