雪組・彩風咲奈 2年ぶり主演「伸び伸び」した演技を

[ 2019年9月28日 05:30 ]

約2年ぶりの主演作に「伸び伸びと演じたい」と話す彩風咲奈
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 雪組男役スター・彩風咲奈の2年ぶりの主演作「ハリウッド・ゴシップ」が10月11日、KAAT神奈川芸術劇場で開幕する(17日まで。大阪、シアター・ドラマシティは23~31日)。

 1920年代の米映画界を舞台に、スターに憧れる青年(彩風)がチャンスをつかみ、やがてハリウッドの闇に気づき闘う姿を描く。「2年前は新生雪組のタイミングだったので、私もすごく意気込んでいたんですね。今は自分も伸び伸びしていて、いろんな面を見せられるような気がします」と表情は明るい。

 望海風斗(のぞみ・ふうと)&真彩希帆(まあや・きほ)の実力派トップコンビを、間近で支える頼もしい存在。最近の充実ぶりは目を見張るものがあり「あの高いクオリティーに付いていかないと、っていう気持ちの部分が大きい」と自己分析する。

 今年に入って人生初のペット、フェレットを飼い始めた。「小さいことですけれど、朝早起きしてお掃除してぺットの世話をして…。そういうことが気持ちのいい切り替えになっているかも」と笑った。これが終われば宝塚大劇場での話題作「ワンス アポン ア タイム イン アメリカ」が控える。「いつも(演出の)小池(修一郎)先生は私に〝挑戦〟をくださる。また新たな扉を開けたい」とさらなる飛躍を誓った。(土谷美樹)

 ◇彩風咲奈(あやかぜ・さきな)2月13日生まれ、愛媛県大洲市出身。市立大洲北中を経て07年、首席入団。雪組配属。10年「ソルフェリーノの夜明け」で新人公演初主演。翌年「灼熱の彼方」でバウホール初主演。身長1メートル73。愛称「さき」。



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