佐藤隆太　「木更津キャッツアイ」共演者の絆を告白　酒井若菜が休業中には「みんなで行って話を…」

俳優の佐藤隆太
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　俳優の佐藤隆太（43）が23日放送のTBS「A-Studio＋」（金曜後11・00）にゲスト出演。02年のドラマ「木更津キャッツアイ」の共演者との絆について語った。

　MCの笑福亭鶴瓶は佐藤を良く知る人物としてドラマ「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」で佐藤と共演した女優の酒井若菜を事前取材。佐藤が酒井が泥酔した際に俳優の塚本高史とともに自宅まで送り届けたり、酒井が失恋した際には現在の妻と結婚前に同棲していた自宅に呼び、3人で川の字になって寝たこともあるなど親しくしていたと明かした。

　また、酒井が05年に舞台を急性胃腸炎による体調不良で降板、1年間活動を休業したことがあったが、鶴瓶は「若菜がちょっと落ち込んだ時期にもう助けなあかんって、みんなで若菜の家に行ってたらしいね」と質問。佐藤は「ありましたね。一時期ちょっとね」と返答した。

　鶴瓶が「あの時感謝する」との酒井の言葉を明かすと、佐藤は「それこそキャッツのメンバーとかで、本当に誰か、言い方が難しいですけど、まあ本当に落ち込んでた時だったから、なんか時間があれば、みんなで行って話聞いてあげよう、みたいな感じで」と回顧した。「木更津キャッツアイ」で佐藤は酒井、岡田准一、櫻井翔、塚本高史、岡田義徳らと共演していた。

　鶴瓶が「今だからこうやって元気になってるからあれやけどねえ」と話すと佐藤は「だからあのメンバーで、本当にシフトみたいな感じですよねえ。“俺、何時何時行けるよ”みたいな。“俺はこの後だったら行けるわ”みたいな」と続けた。

　鶴瓶はさらに「ご飯食べようってメール出すやんか若菜に。で、（酒井が）“ここやったら行けるよ”って言ったら音信不通になる、あれ何とかしてくれって」と酒井がぼやいていたとも明かすと、佐藤は「そうしがちなんですよね。送っておきながら、返ってきたら急に熱が冷めてる、みたいな。でも若菜ちゃんに関して言うと、“行こ行こ、この辺空いてるよ”って言ってる時点で元気なんです。で、良かったと思うんですよ」と説明。MC陣から「ちょっとそれは無理がある」とツッコまれると、佐藤は「行かなきゃいけないんですけどね。難しいですよね。スケジュール…あ、言い訳になる」と苦笑した。

　番組のエンディングで鶴瓶は「若菜ちゃんとずっとしゃべってたんやけれども、10代から出会って23年。本当に幸せやって。ずるせず、人を傷つけず、純粋さは変わらず会うたびに自分がいい人間であろうと思う機会を与えてくれる。芸能界に入って良かったと思わせる人だ。もし隆ちゃんに出会わなかったら、芸能界やめてたと思う」との酒井の佐藤評を披露。「そこまで同業者に言わすっていうのは、素晴らしいなと思うし、これからも変わらずこの世界にいて、凄いいい仕事をしていくと思いますね」と称えた。