冨永愛「大奥」女将軍・吉宗を演じることは「不安でしかなかった」と吐露　モデルとの大きな違いとは?

モデルで女優の冨永愛
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　モデルで女優・冨永愛（40）が23日放送のNHK Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達」（金曜後9・30）に出演。“男女逆転”を描き、話題を集めたNHKドラマ10「大奥」について語る場面があった。

　冨永は同作品で初の時代劇に挑戦し、女将軍・徳川吉宗を演じた。歴史学者・磯田道史氏は「かつらを乗せただけで、通常の状況じゃないですからね。なかなか役が作れない人もいるんですよ、ギュウギュウと頭を締めますしね。着物も重たいし、身分が上がれば上がるほど重たくなっちゃう」と、一般ドラマとのちがいを説明。

　冨永は「重かった～!吉宗はしかも倹約家なんで（着物に）絹使ってくれない。全部木綿で、重かった～!」と、笑いながら振り返っていた。

　また、磯田氏が「（初代将軍の）神君・家康は特別感があったんですけど、それまで（八代将軍吉宗）特別感のある将軍って一度も出てこなくて。それを（冨永に）演じてもらったら、出たっていう」と演技を絶賛すると、冨永は「めっちゃ嬉しいです、報われた感じがします」と笑顔を見せていた。

　冨永は「正直、しゃべらなければ雰囲気を出すことはできるだろうなとは思って。（モデルは）しゃべらない職業なので。でも、そこにしゃべりが付いてきちゃうと、不安でしかなかったんですよ」というが、今回の撮影で演技に幅が持てたといい「また、ぜひ（時代劇を）やりたいんです!」と語っていた。