小山怜央四段がプロデビュー戦白星「ある程度の自信にはなりました」 奨励会未経験ながら棋士に

[ 2023年5月23日 16:35 ]

棋聖戦1次予選2回戦で渡辺大夢六段(右)に敗れた小山怜央四段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の小山怜央四段(29)は23日午前、東京都渋谷区の将棋会館で指された棋聖戦1次予選ハ組1回戦で室岡克彦八段(64)を下し、プロデビュー戦を白星で飾った。

 小山は棋士養成機関の奨励会を経ずに棋士編入試験で合格し、4月1日付でプロになったばかり。ベテランの室岡相手に「仕掛けからうれしい展開ではなかったが、中終盤は落ち着いて指し切れました」と初々しく話した。デビュー戦まで2カ月近く公式戦がなかったが「正直、時間があいて、まだかなと思っていた。その間は研究会などで過ごしていました」という。

 奨励会未経験ながら棋士となった初のケースとして注目を集める新鋭は「まずは結果を出せてよかった。今後に向け、ある程度の自信にはなりました」とうれしそうだった。
 同日午後の2回戦では渡辺大夢六段(34)に敗れ「途中から一方的となったのは残念です」と振り返った。

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