有吉弘行&蛭子能収 製作3カ月の共同作品の鑑定額とは?蛭子「高いですね…この絵は取って置きたい」

[ 2023年5月23日 21:26 ]

有吉弘行と蛭子能収(右)
Photo By スポニチ

 お笑いタレントの有吉弘行(48)が23日放送のテレビ朝日系「有吉クイズ」(火曜後8・00)に出演。漫画家でタレントの蛭子能収(75)との半年ぶり再会を果たした。

 20年7月放送のテレビ東京「主治医が見つかる診療所 芸能人人間ドック&認知症改善SP」で軽度の認知症と診断された蛭子。同11月の放送では、「極めて軽度な状態」を維持しており、仕事や散歩などで進行予防が期待できるとの結果になっていた。有吉はそんな蛭子と21年10月放送の「有吉クイズ」で21年9月に再会した模様を放送。そこから半年間隔で蛭子と交流している有吉。

 今回も「有吉と蛭子さん2023春」として、今年1月末に半年ぶり4度目の再会を果たした。有吉から「今から絵を見に行って、気持ちが乗ってきたら一緒に一枚絵を描きたいなと思います」と提案。蛭子は「下手もあれですけど…」と返すと有吉は「下手は重々承知しています」と笑い、ほっこりとした掛け合いを見せた。

 アートギャラリーで絵の鑑賞を終えると一緒に絵を描きはじめた。有吉から描きはじめると、蛭子は机に貼ってあったアーティストのZOE氏が描いた絵のシールを見ながら絵を描きはじめた。有吉は思わず「これ書いてるでしょ!パクったら駄目ですよ。お好きにどうぞ」と笑顔でツッコミをいれた。

 絵を描くにつれて漫画家の本能を呼び覚ます蛭子。何も見ずに描いた帽子の絵に有吉は「めっちゃいいですね。昔より絵が細かくていいですね」と称えた。さらに蛭子が下書きなしで人の絵を描き始めると「めっちゃ蛭子さんのタッチだ!THE蛭子能収って感じ」と感動した。蛭子は休憩後に水彩画などいろんなペンで絵を描きはじめた。有吉は「コレが売れるといいですね。1000万円ぐらいで。めっちゃ楽しみにしてますよ。“世界の蛭子”ですから。金儲けしましょう。番組の終わりに売り飛ばしましょう」と蛭子に伝えると、2人は笑った。

 有吉は、“アシスタント”のように色塗りを担当して2人の絵は徐々に完成していく。蛭子の指示に「指示が難しいな…」と苦笑い。再会した日以降も有吉は楽屋などで色塗りに励んだ。途中の仕上がりに蛭子も「凄いね。一目見ただけで面白いね」と称賛した。有吉の提案で空いてるところに絵を加えていった。「なるべくにぎやかに。あんまり人が描かないような絵を描きたいと思います」という言葉とともに蛭子のペンを握った。さらに有吉が色塗りと細かい絵を加えて両者の絵が完成した。スタジオで有吉は「サボり癖がある方なのでよくやってくださった」と感謝した。

 製作3カ月の2人共同の絵を、プロ専門家である「シンワオークション」で鑑定してもらった。泉山隆副社長はこの絵を高評価した上で150万円の鑑定額を付けた。倉田陽一郎社長は「“アート”として我々が扱う物ではない」と厳しい言葉がありながらも「“アート”として2人が活動を開始して、その中の価値とすれば150万円では済まないです」と付け加えた

 150万円の評価をスタッフから聞いた蛭子は「高いですね。150万円はデカいですね」と笑みをこぼしつつも「売りたくはないか…この絵は取って置きたい」と共同の絵を保持するとコメントした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月23日のニュース