本郷奏多 来年大河「光る君へ」で“波瀾万丈”花山天皇役「積極的で面白いキャラクター」

[ 2023年5月23日 12:51 ]

花山天皇を演じる本郷奏多
Photo By 提供写真

 女優の吉高由里子(34)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、俳優・本郷奏多(32)が花山(かざん)天皇役で出演することが分かった。23日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。大河ドラマ出演は「麒麟がくる」(2020年)以来2度目となる。

 65代天皇。東宮(皇太子)のころから、紫式部(まひろ)の父・為時(岸谷五朗)による漢籍の指南を受ける。即位後、兼家(段田安則)の孫である懐仁が東宮となったために、早々の譲位を画策され、大事件が起きる。

 演じる花山天皇の印象について「変わりものである印象も受けますが、若いながらも積極的で面白いキャラクターだと感じました」とコメント。「波瀾万丈な人生を生きた人物であるため、様々な状況や立場を演じることでしょう。いろいろな表情を見せられるよう、楽しみながら演じたいと思います」と意気込んだ。

 大河は「麒麟がくる」以来2度目。「麒麟がくる」では変わり種の貴族・近衛前久役を好演。「関白という立場だったので、俳優として大先輩である方々から頭を下げられるシーンも多く、なんとも言えない不思議さがありました」と貴重な経験となった。

 約1000年前の華やかな京都が舞台。「セットだけでなく、様々な地方でもロケがあると聞いています。行ったことのない場所にも何カ所か行けそうなので、とても楽しみです。また、天皇という立場は初めてなので、所作やしきたりなど勉強できたらと思います」といい、「(朝ドラ)『カムカムエヴリバディ』の撮影などで、京都は何度か訪れたことがあります。古き良き情景が残る素敵な土地ですので、舞台となるのがうれしいです」と撮影を楽しみにしていると語った。

 「光る君へ」は、連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。

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