「スキッド・ロウ」来日公演延期 ボーカルが体調不良、直前に無念の決断「このような事態を招きお詫び」

[ 2023年5月23日 08:00 ]

スキッド・ロウ公式インスタグラム(@officialskidrow)から

 米国の人気ヘビーメタルバンド「スキッド・ロウ」が24、26日に東京と大阪で予定していた来日公演の延期を発表した。

 23日までに更新された公式インスタグラムやウドー音楽事務所の公式サイトに「スキッド・ロウの待望のジャパン・ツアーは、エリックのインフルエンザのような症状が続いているため、残念ながらリスケジュールせざるを得なくなりました」と記載。ボーカルのエリック・グロンウォールの健康状態が不安定だとした。

 2014年以来9年ぶりの来日公演となるはずだったが直前にまさかの中止。「彼の良好な健康を維持するということが私たちの最優先事項です。このような事態を招いたことをお詫びするとともに、皆さまのご理解に感謝いたします。私たちはすでに、できるだけ早くこれらの日程を変更するために迅速に取り組んでいることをご理解ください。私たちマネージメントとプロモーターは、積極的に選択肢を模索しており、新たな公演スケジュールに関する進展があれば、またお知らせします。チケットを購入された皆様には、お手持ちのチケットは振替公演に有効ですので、そのままお持ちくださるようお願い申し上げます。この度はご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、近い将来に皆さんにお会いできるのが待ち遠しいです。」と謝罪した。

 「スキッド・ロウ」は1986年に結成。1989年にアルバム「スキッド・ロウ」でメジャーデビューし、「18 And Life」「Youth Gone Wild」「I Remember You」が大ヒットを記録。2枚目のアルバム「Slave To The Grind」が全米チャート1位を獲得するなど絶大な人気を誇った。初代のボーカル、セバスチャン・バックが脱退後、メンバーを入れ替えながら活動。昨年、スウェーデン出身のバンド「H.E.A.T」のボーカルだったグロンウォールを迎えて16年ぶりの新作アルバム「THE GANG’S ALL HERE」をリリースした。

 今月上旬に行われたオーストラリア公演もグロンウォールのインフルエンザ感染により一部を中止していた。来日公演は24日に大阪・クールジャパンパーク大阪WWホール、26日に東京・東京ドームシティーホールでそれぞれ予定されていた。

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