THE SECOND「今日で全てが報われる…」流れた音楽、林健が叫んだ言葉に詰まった魅力に感動の嵐

[ 2023年5月20日 23:35 ]

「THE SECOND~漫才トーナメント~」で優勝し笑顔でガッツポーズをするギャロップの林健(左)と毛利大亮
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 結成16年目以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~グランプリファイナル」(後7・00)が20日、フジテレビ系で生放送され、関西を中心に活動するギャロップが決勝でマシンガンズを破り、王者に輝いた。

 ギャロップはボケの林健(45)ツッコミの毛利により、2004年に結成。18年にはM-1グランプリで初の決勝(8位)に進んだが、ビッグタイトルには無縁だった。毛利は自身のミスを今でも悔やんでいるといい、「最初のしゃべり出しから僕がミスしているので、相方に対して後悔というか」と告白。5年前の“忘れ物”を取り返し、初の賞レース頂点に立った。

 マシンガンズ「246点」、ギャロップ「276点」。最後は大会に懸ける思いが初戦から誰よりも強く、毛利も林健も先輩のテンダラーに勝利した後に熱い涙を流した2人に勝利の女神はほほ笑んだ。

 今大会は映像と演出でも視聴者や観覧者を魅了した。決勝の2組のネタが終わり、いよいよ残すは採点のみ。CM明けに流れたのは8組の悲喜こもごもの表情と、泉谷しげる作詞作曲の名曲「春夏秋冬」だった。「今日で全てが終わるさ 今日で全てが変わる 今日で…」。結成16年目以上の芸人たちが集った大会を象徴する歌詞にSNS上では「グッときた…」「セカンドは選曲センスが秀逸」「長年くすぶってきたけど愚直にがんばってきたおじさん芸人達へのリスペクトお感じた」「優勝が決まる前に、もう泣けてきた」「良いセンス」「マシンガンズ、THE SECOND決勝で最低得点!歓喜っぷりもボロ負けっぷりも…春夏秋冬が最も似合う漫才師だった」「最高の大会だった。これからも続いてほしい」と感動のコメントであふれた。

 今日で全てが報われる。今日から全てが始まる。大会アンバサダーの松本人志は「4時間、観客の皆さんもずっと温かくて、いい大会だった」と言った。そして優勝トロフィーと優勝賞金1000万円の記念ボードを受け取り、ギャロップの林健が最後に叫んだ。

 「夢めちゃくちゃあるよー!」

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