THE SECOND 三四郎は準決勝敗退 スピードワゴンに勝利もマシンガンズのいじりに屈する

[ 2023年5月20日 21:57 ]

お笑いコンビ「三四郎」の小宮浩信(左)と相田周二
Photo By 提供写真

 結成16年目以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~グランプリファイナル」(後7・00)が20日、フジテレビ系で生放送され、三四郎が準決勝で姿を消した。

 今年、新たに創設されたお笑い賞レースは、トーナメント戦形式で開催された。1回戦はスピードワゴンといきなりの強豪対決となったが、相田周二(40)が占い師役で、小宮浩信(39)の運命でボケ倒す漫才を披露。スタジオ観覧者による採点は、278―257の快勝だった。

 しかし、マシンガンズとの準決勝では、先攻の相手が三四郎の売れっ子ぶりをいじるネタをアドリブで放り込み、スタジオは大爆笑。小宮は「“売れてるからいいだろ”みたいな感じで出るのがね(やりづらかった)」と、後攻を選んだことを悔やんだ。

 三四郎は中学、高校の同級生だった小宮、相田が2005年に結成。ノックアウトステージでは、全グループを通じて最高得点をたたき出して決勝大会へ進んだ。昨年のM-1グランプリでは、「ウエストランド」が優勝。売れない時代から支え合ってきた仲良しの井口浩之の吉報に、嗚咽を漏らしながら泣く小宮の姿が感動を呼んだ。盟友の快挙に刺激を受けていたが、念願のビッグタイトルには届かなかった。

 大会は今年が初開催で、フジテレビの開局65周年、吉本興業の110周年を記念して放送された。参加資格が15年以内のM-1グランプリと対照的に、実力や才能はあっても、出場できる賞レースがないベテラン芸人たちの「2番目のチャンス」として創設された。そのため、出場資格は結成16年以上で、全国ネット放送の漫才賞レースに優勝していないこと。優勝賞金は1000万円。今大会は133組がエントリーし、決勝大会はスピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が勝ち進んだ。司会は東野幸治、宮司愛海アナウンサーが務めた。大会アンバサダーはダウンタウン松本人志。

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