THE SECOND 決勝はマシンガンズ―ギャロップ ギャロップは同点タイブレークで勝ち上がる

[ 2023年5月20日 22:21 ]

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(左)と西堀亮
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 結成16年目以上の芸人を対象にしたお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~グランプリファイナル」(後7・00)が20日、フジテレビ系で生放送され、決勝はマシンガンズ―ギャロップの顔合わせとなった。

 大会はノックアウト形式で開催された。8チームによる1回戦は、マシンガンズ、三四郎、ギャロップ、囲碁将棋が突破。準決勝はマシンガンズが優勝候補の三四郎を284―256で撃破。ギャロップと囲碁将棋は284―284の同点だったが、スタジオ視聴者100人による投票で最高の3点を付けた人が多かったギャロップに、軍配が上がった。

 マシンガンズは1回戦で金属バットと対戦。自分たちの営業での苦い経験など、山あり谷ありのお笑い人生を自虐的に、かつコミカルに暴露した。三四郎との準決勝では、西堀亮(48)が「今テレビ出てる人間と戦いたくないんだよ。売れてなくて呼吸が浅い、“はっはっ…”としてる芸人と戦いたかったよ」と、さっそく対戦相手へのいじりをネタに盛り込んだ。滝沢秀一(46)も「待ち時間、ずーっと俺ら、エゴサーチしてたな」と舞台裏での様子を話すなど、ベテランらしい余裕とアドリブ力を見せた。

 一方、ネタの中で先制パンチを浴びた三四郎の小宮浩信(39)は「“売れてるからいいだろ”みたいな感じで出るのがね(やりづらかった)」と告白した。

 大会はフジテレビの開局65周年、吉本興業の110周年を記念して放送された。参加資格が15年以内のM-1グランプリと対照的に、実力や才能はあっても、出場できる賞レースがないベテラン芸人たちの「2番目のチャンス」として創設された。そのため、出場資格は結成16年以上で、全国ネット放送の漫才賞レースに優勝していないこと。優勝賞金は1000万円。今大会は133組がエントリーし、決勝大会はスピードワゴン、三四郎、超新塾、ギャロップ、テンダラー、マシンガンズ、囲碁将棋、金属バットの8組が勝ち進んだ。司会は東野幸治、宮司愛海アナウンサーが務めた。大会アンバサダーはダウンタウン松本人志。

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