豊川悦司 バラエティー番組との向き合い方「違う方向に出ちゃうと、自らぶち壊している感じに」

[ 2023年2月5日 22:17 ]

豊川悦司
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 俳優・豊川悦司(60)が、5日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)にゲスト出演し、バラエティー番組との向き合い方について持論を語った。

 予備校講師の林修氏がインタビューを担当する「インタビュアー林修」の企画に出演した。バラエティー番組にはあまり出演せず、俳優業にまい進し続けてきた理由を聞かれ、「古いタイプの俳優かもしれませんけど、あまり俳優が素の姿を見せない方がいいんじゃないかという頭がどこかにあって。やっぱり僕らの仕事って、誰かのふりをしたり、誰かになりすましてお金をもらう仕事なので」と返答。さらに、「たとえば、すごく貧しい男の役をやっている時に、違う番組では“いや~、昨日すし食っちゃってさ。あそこのすし屋、いいよね?”って言っちゃいけないような気がする」と打ち明けた。

 物語の役柄を成立させるための努力を、違った方向性を出すことで無駄にしたくない思いがあるという。「違う方向に出ちゃうと、自らぶち壊している感じになっちゃうというか」と、イメージの大切さを語った。

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2023年2月5日のニュース