伊藤英明が夢を語る 4年の米国での生活と木村拓哉との共演映画で感じた思い「やりたいことが決まった」

[ 2023年2月5日 13:23 ]

伊藤英明
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 俳優の伊藤英明(47)は5日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。自身の夢を明かした。

 この日は若い頃からの友人である「TOKIO」松岡昌宏(46)と歌舞伎俳優の中村獅童(50)とトークを展開。獅童から「ヒデは今、いろいろ若い子もそうだし、先輩もいろいろな人からいろいろなことを吸収する肉体になってるんだな」と印象を語ると、伊藤は「肉体っていうか、やりたいことが決まった。夢を持ったんだよね」と告白。2016年秋から約4年間、米国に移住し英語を学んだ。その経験を活かし、「海外で生活していて、グリーンカードを取って、海外でも挑戦したいなって気分になったの」と現在の夢を明かした。

 獅童からの「アメリカでやりたいのはなんで?」という質問に、「やっぱりすごいクリエイターたちがいっぱいいるじゃん。いろいろな考え方とか、その道のプロ、その道の天才、その道に長けた人たちがいっぱいできるじゃん。何っていうか一流」と伊藤。「木村(拓哉)さんとやって思ったんだけど」と現在公開中で映画「レジェンド&バタフライ」について触れ、「自分の表現したいものが、カメラマンも照明も録音も監督もみんなそうだけど、みんな表現したいものが一体になった瞬間は何か気持ち良かった」と回顧。「それがひと作品にあるかないかってあるけど、ハリウッドとか他の世界ではそれを狙ってやってるんだよ、みんな。1カット1カットみんな気持ちいい、流れているんだよ、みんな。そうじゃないと、世に送り出せないって責任感でやっている」と目を輝かせた。

 松岡は「それは日本ではできないのかね」と質問。すると、伊藤は「やっぱり時間がない。効率的に、本はこれでいいのか?いや時間なんで撮らなきゃいけないとか(がある)」と主張。獅童からは「海外に行っていろいろ勉強もしているわけだから、日本のシステムをヒデが切り開くというか、変えていこうとは思わないの?」との問いかけると、伊藤は「そうは思わない。日本には日本の良さがある」とキッパリと否定。「決められた時間内で、決められた予算で、このスパンでやっていくっていうのは若手は育つと思う。日本には日本の良さがあるから、そこを守ってやらないといけないんだろうなって思う。それもいい悪いじゃなくて、無駄じゃない。その瞬発力も絶対大事だから」とその理由を明かした。

 3人は2012年に同番組へ出演しており、約10年ぶりの再共演。10年後について話が及ぶ中、伊藤は「(10年後は)ハリウッド映画に限らず何でもやってる。主役やってる。主役だろうが、何でもなる。そりゃやるよ、やりたいもん。“プライベートジェットで帰るわ!”って(言ってるはず)」と夢を膨らませた。

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2023年2月5日のニュース