柳葉敏郎 上京を唯一応援してくれた祖母の言葉にドキッ「なあ、敏郎。分かって出ていくんだよな」

[ 2023年2月5日 19:46 ]

柳葉敏郎
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 俳優の柳葉敏郎(62)が、4日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜後2・28)に出演。秋田から18歳で上京する際の祖母の忘れられない言葉を振り返った。

 デビュー時から、いずれは秋田への帰郷を考えていたという柳葉は「東京に骨を埋める気はなかった」とキッパリ語る。では、帰郷を決断できたきっかけは、何だったか。「上京の話に戻ってもいい?」と話し始めた。

 18歳で上京を決意したものの、当時は母や周囲が猛反対。「でも、ばあちゃんがね、こいつが自分の人生をこうやって決めるのは初めてじゃないか。だから、行かせてやれば」と後押ししてくれたという。何とか、夢の東京へ行けることになり、心躍らせて「行ってくるね」と祖母に言うと、「なあ、敏郎」と呼び止められた。そして、今でも忘れられないという一言を言われた。

 「お前が今、この家の敷居をまたいでいくということは、どうなったら戻ってこれるか、分かって出ていくんだよな」

 祖母の言葉に、初めて「家を出る」という意味を理解した柳葉は「は~」とその場で固まってしまった。優しくもあり、厳しくもあったという祖母。結果を出すまでは、家には戻れない―。そこで柳葉は初めて覚悟を決めたという。

 ところが、努力を続けるうち、早い段階でチャンス到来。「(22歳前後の)一世風靡セピアと、欽ドン。これが同時進行だったの。これは帰れるだろう、と」。テレビ番組でのブレークをきっかけに秋田へ初めて帰ることができ、祖母も笑顔で迎えてくれたとしみじみ振り返っていた。

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2023年2月5日のニュース