柳葉敏郎　酒が原因で凍死寸前「寝ちゃったんですね」　妻が救ってくれた九死に一生を得た話

柳葉敏郎
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　俳優の柳葉敏郎（62）が、4日放送のカンテレ「おかべろ」（土曜後2・28）に出演。お酒にまつわる失敗談に苦笑いを浮かべる一幕があった。

　番組終盤にお笑いタレント・村上ショージが登場し「酒を飲んでいる柳葉には近づくな」という明石家さんまの言葉を紹介しつつ、柳葉に「酒の失敗談」を迫った。3年前の話として「骨、折ってますよね」と投げかけると、柳葉は苦笑いを浮かべるしかなかった。

　それは「同級生と一緒にお酒を飲んで気持ち良くなった」という日の出来事。店には自転車で登場したが、飲酒運転になるため、帰りは押して帰ったという。「不思議なんですけどね、お酒を飲んで、自転車を押していくと、自転車って付いてこないんですよ」。意味の分からないナインティナイン・岡村隆史は「へ?　付いてこない?」と聞き返し、柳葉は「左に曲がろうとするわけ。でも、自転車はあっち（反対方向の右側）に行きたがるんだよね。で、そのまま倒れちゃったんだよ。その時に、あばらを」と恥ずかしそうに説明した。

　だが、追及は終わらない。「冬に、雪に埋もれて、死にかけたこともあったでしょ」と村上ショージに問いただされると、柳葉は再び苦笑。「昔、通った小学校の校門に『エノキ』の大木がありまして。俺の中ではご神木」と話し始めた。その日は「ものすごい豪雪」。ところが一杯飲んだ後の雪が「気持ちいい」と大木に抱きついていたら「急に体が動かなくなっちゃって」。そこで妻に電話し、助けを求めたが「電話を切らずに、そこに座って。雪が温かくて、めちゃくちゃ気持ちいいのよ。『眠っちゃダメだよ』と自分に言い聞かせていたんだけど、寝ちゃったんですね～」と、もう笑いながら振り返るしかなかった。

　探しに来た妻は、雪に埋もれた柳葉を当初、発見できず。だが「足だけ、出ていたらしいんです」と、幸運にも雪から出ていた柳葉の足に気が付き、九死に一生を得た。「えっ?　あの足は?ってなったんですか」と岡村は大笑いしたが、柳葉は妻に「あきれられたね。バカじゃないの」と、ののしられたことを反省していた。