柳葉敏郎　妻に大反対された秋田への帰郷　救ってくれたのは意外な活動「功を奏したんですよ」

柳葉敏郎
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　俳優の柳葉敏郎（62）が、4日放送のカンテレ「おかべろ」（土曜後2・28）に出演。秋田への帰郷時の苦労話を明かした。

　地元の秋田へ帰郷して今では17年目。きっかけは「子育て」だと話し「東京でやっていく自信がなかった」と哀川翔や先輩の陣内孝則の子育て風景を見て、自分はできないと感じていたという。そこで、妻の反応は?と聞かれると「聞きたい?」とナインティナイン・岡村隆史の顔を見ながら、当時を振り返った。

　もともと、将来は秋田に帰ることを妻には伝えていたというが、長女の幼稚園入園時に相談したところ、妻は「聞いてない」。そこで時間を掛けて説得しようと、3年後、長女の小学校入学時に再び相談して今度は秋田へ帰ることになったものの、1カ月もしないうちに「東京に戻りたい」と妻から相談。「知り合いがいない」「言葉が分からない」「買い物をすると、みんなにじろじろ見られる。カゴの中まで」と、ストレスをためる要因を明かされた。

　「じゃあ、俺は何しようかと思った時に、PTAやろうと思ったの。これが功を奏したんですよ」。言葉から受けるイメージとは反対に、PTA活動の仕事はそこまで大変ではなかった。一方で、良かったこととして「他のお母さんたちが、うちの奥さんとコミュニケーションを取り始めてきた」。そこで知り合いが増え、妻も心が落ち着いたという。

　お笑いコンビ「NON STYLE」石田明から「結果、秋田に行ってよかったですか」と聞かれた柳葉は「最高で～す」と、秋田ライフに声を弾ませていた。