ケラ氏 ウエストランドの“悪口漫才”への批判に私見「笑いなんて結局好み。好きになれないのは仕方ない」

[ 2022年12月20日 13:13 ]

劇作家、演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏
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 劇作家、演出家で音楽家のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏(KERA=59)が19日、自身のツイッターを更新。「M―1グランプリ2022」で18代目の覇者となったお笑いコンビ「ウエストランド」のネタへの批判の声に私見をつづった。

 ウエストランドは、河本太の繰り出す「あるなしクイズ」をネタに、井口浩之の怒りやうっぷんがネタを通じてにじみ出るような漫才で笑いを誘い、2年連続2度目の決勝進出となった「ロングコートダディ」、5年ぶり2度目の決勝進出となった「さや香」(昨年は準決勝敗退)を破って、優勝を飾った。

 ケラ氏は「M-1優勝ウエストランドが嫌いだという呟きが散見され、彼らを選んだ博多大吉以外の審査員全員を非難する声も」とウエストランドのネタへの批判に触れたうえで「俺は今日のネタの卑屈さと極端な偏見がおかしかったし、言葉選びの飛躍に何度か吹き出した。売れたらやり難くなるだろうとも思った」と私見。「が、笑いなんて結局好み。好きになれないのは仕方ない」とつづった。

 さらに「今一度繰り返し再生して観たのは 真空ジェシカ ヨネダ2000 男性ブランコ どれも非漫才的、どれも頭がおかしい。狂ってるだけで笑えぬただの力技は散々観てきたが、皆上手い。笑わせる。繰り返すが、全ての出場者のネタをもっと観たいと思った。猫に会えて、俺の気分が良かっただけかもしれない」と大会の感想をつづった。

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2022年12月20日のニュース