「鎌倉殿の13人」最終回 亡霊?幻覚?文覚まさかの再登場にネット爆笑!後鳥羽上皇に“やりたい放題”

[ 2022年12月20日 06:00 ]

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」最終回(第48話)。文覚(市川猿之助・右)は後鳥羽上皇(尾上松也)に「隠岐はいい所だ」(C)NHK
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 脚本・三谷幸喜氏(61)と主演・小栗旬(39)がタッグを組み、視聴者に驚きをもたらし続けたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)は今月18日、最終回(第48話)を迎え、完結した。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は大河出演8作目にして初主演に挑んだ。

 最終回は「報いの時」。北条義時(小栗)は北条泰時(坂口健太郎)を鎌倉方の総大将に据え、朝廷との“最終決戦”「承久の乱」(1221年、承久3年)に勝利。後鳥羽上皇(尾上松也)を隠岐島へ流罪とした。

 「逆輿とは、罪人が運ばれる時のしきたりである」(語り・長澤まさみ)

 後鳥羽上皇「文覚、とっくに死んだのではなかったか」

 文覚(市川猿之助)「隠岐は、いい所だぞ」

 後鳥羽上皇「お、おまえも隠岐へ流された?」

 文覚「隠岐は、いい所だ!」

 後鳥羽上皇「あ~っ、あ~っ」

 文覚「何もないぞ。一緒に暮らそう!(後鳥羽上皇の頭をかじる)」

 後鳥羽上皇「あ~っ!嫌じゃ~!ああっ、待て。文覚、文覚」

 「後鳥羽上皇は死ぬまで、隠岐を離れることはない」(語り・長澤まさみ)

 後鳥羽上皇「頭まで噛んだではないか、おい」

 “鎌倉殿の証しの髑髏”をもたらし、源頼朝(大泉洋)に挙兵を促した謎の僧・文覚。第27話「鎌倉殿と十三人」(7月17日)、後鳥羽上皇の後見役・土御門通親(関智一)暗殺計画が発覚し、文覚も捕らえられたが…。

 SNS上には「まさかの文覚」「お茶吹いた」「やりたい放題すぎやろw」「スピンオフ『上皇様と文覚の隠岐ゼロ円生活』を下さい」「もしかして文覚は幻覚?」「周りの従者のリアクション皆無なところを見ると、亡霊or幻覚だな」「文覚はやっぱり亡霊だったんだと思うけど、生霊的なもので、上皇が隠岐行ったら普通に生きてて再会したら面白いな」などの声が続出。爆笑と考察を呼んだ。

 義時と政子(小池栄子)による13分の壮絶ラストシーンに、SNS上は放心&号泣。最終回は笑いとシリアス、緊張と緩和を自在に操る三谷大河の極みだった。

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