あき竹城さん死去 75歳 バラエティーでも活躍 2年前から大腸がん闘病「元気なあき竹城で」と公表せず

[ 2022年12月20日 16:17 ]

あき竹城さん
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 女優でタレントのあき竹城(あき・たけじょう)さんが15日、死去した。75歳。山形県米沢市出身。葬儀・告別式は家族葬で行われた。お別れの会の開催予定はないという。

 所属事務所によると、約2年前から大腸がんを患い闘病していた。所属事務所は「元気なあき竹城でごあいさつしたいと本人の希望もあり、公表せずに治療を続けてまいりましたが、今秋に病状が悪化してしまい、このようなご報告となってしまいました」とした。

 女優業だけでなく、飾らない人柄と山形弁の明るいトークでバラエティー番組でも人気だった。TBS「炎の体育会TV」や日本テレビ系「秘密のケンミンSHOW」でも活躍したが、2020年以降はレギュラー番組を降板していた。

 ◇あき 竹城(あき・たけじょう)1947年(昭22)4月4日生まれ、山形県米沢市出身。小学4年生からモダンダンス教室で踊りを学び、中学校卒業後に上京しダンサーデビュー。ヌードダンサーとして活動した後、山形弁を持ち味にしたコメディエンヌとしてテレビ出演を果たす。1977年には東映映画「トラック野郎・度胸一番星」に出演。婦人警官役で、トップレス姿も披露した。「楢山節考」に出演したことで女優としても地位を確立。女優としてだけでなく、明るいキャラクターと山形弁が愛され独自のキャラクターを確立した。

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