上沼恵美子「7年前に私から離婚してと言うたんですよ」 それでも別れなかった理由をしみじみ告白

[ 2022年11月21日 17:42 ]

上沼恵美子
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 タレント上沼恵美子(67)が21日、ABCラジオの生番組「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。7年ほどの前に「離婚」を切り出した話を明かして、その後日談も語った。

 番組では、最近「人間愛」「夫婦愛」にまつわるドラマを見て心が洗われたと話していたが、ふと上沼は「なんで離婚しないんですか、とよく言われる」と口火を切り、「7年ぐらい前に私から離婚してと言うたんですよ」と告白した。イタリア旅行中にフィレンツェで突然切り出したといい、「そしたら夫も怒ってね。怒るよね、ええとこに旅行来ているのに。でも本格的に別れたかった」と、当時は真剣に離婚を考えていたという。大きな原因はなかったが「最後くらいは違う景色見て歩きたい」というのが本音だった。

 「で、なんで今別れへんねんと思っている方、いると思う」

 結果的に現在、夫と別居はしているが、離婚はしていない。上沼は「この歳になると離婚するしないはどうでもいい。情愛ってある。縁というかね、この人の人生をほとんど私が左右させたなと。慈愛の心ともいうか」と言及。そして別れない理由は「人間愛」だと話した。

 先日も、ふと考えることがあり、22歳で結婚してからの人生を振り返ったという。「この人との人生が長かったんです。45年半。別居入れてですよ。私も主人色に染まったわけですけど(反対も)。それの責任みたいなもの。適切な言葉がないんだけど、そういうことだと思うのよ」としみじみ理由を告白した。「虫唾が走るものでもあれば今でも別れますが、許されへんものがないわけよ、はっきりしたものが」と加えて「説明しずらい。難しいな」と言葉を悩んだ。

 そして最後は別れた後の夫のことを考えたといい「不自由なことが多いだろうなと思う。これは情愛やね」と話し、「人生共に歩んで、同じ苦労をしている。子育てもそう。同じことで戦ってきたから。その絆はあるね」としみじみ語っていた。

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2022年11月21日のニュース